アッと言う間に消えた150万円・・・
あれは忘れもしない2019年8月2日(金)の朝のこと。
MT4というソフトを使ってFXの自動売買を始めたばかりの頃でした。
目が覚めて、MT4の画面をチェックすると、50万円以上の損失が出ていました。
そのときの証拠金は50万円。

レバレッジは1,000倍だけど
もしかしたら、ロスカットになるかもしれない。
少しだけ不安を感じながら、保険のつもりで50万円を入金してから仕事に出かけました。
その時点で、証拠金として合計100万円を「投資」していることになります。
これまで見たことのない損失額だったので、
勤務中も気になって、何度も何度もトイレ休憩を取っては、スマホでMT4を立ち上げてみていました。
「損失が利益に変わって、ホッと胸をなでおろしたい。」
そんな願望とは裏腹に、どんどん損失額が膨れ上がっていきました。
当時の僕には対処するスキルや知識もなく、これが最後と50万円を追加。
つまり、証拠金合計を150万円にしてしまいます。
・・・
結局、好転することはなく、強制ロスカットが発動!!
合計150万円という大金をあっという間に溶かしてしまったのです。。。。
自分の知識不足を反省。_| ̄|○

ナンピンを繰り返して、ポジションを取り続けるEAは、含み損が大きくなった後で大きな儲けとなる。
超初心者の僕の頭には、自信満々のEA開発者のこの言葉だけが残っていました。
(通貨ペアや資金管理の説明もあったはずなのに・・・)
実は、大失敗を起こす日の前夜、MT4をチェックしたら、すでに2万円以上の含み損が出ていたんです。
ただ、そのときは含み損が利益に変わると信じて疑わなかった。
だから、逆に喜んでいました。
「このEAは短期間で高利益が出せそうだ」って。
あのとき・・
- 状況を把握してロスカットしておけば・・・
- そもそも、通貨ペアの選択自体がリスキーだった
- 50万円の損失が出ていたときに、追加入金しなければ・・

150万円を失うことはなかったのに。。。
後悔は先に立ちませんね。
でも、反省して改善はできる!
- こんな大失敗を2度としたくない!
- 徹底的に研究してやる!!
さらに、
- 同じような失敗をする人を減らしたい!!!
そんな想いから、僕が研究していることをブログでシェアしようと決めました。

これがFXくろちゃんの誕生につながったわけだね。
FXくろちゃんの投資遍歴
FXくろちゃんの大失敗をお話した後ですが、
FX自動売買に行きつくまでの僕の投資遍歴(?)もお伝えしますね。
僕は、実家が自営ということもあり、昔からビジネスやお金儲けには興味がありました。
ただ、ビジネスを始めるには、さまざまな要因がからんできます。
参入すべき業界や業態、マーケティングやセールス、財務、人材などなど。
それに対して、お金でお金を産みだす「投資」は少額からスタートできるし、一人で取り組むことができる。
そんな理由から、2003年から毎月1万円で投資信託を始めました。
ただ当時の僕は、投資信託を選ぶ基準やお金が複利で増えていく感覚が全くわかっていませんでした。
だから、2~3年経って30万円くらい貯まると欲しいものができるんですよね。
30万円貯まって売却。
20万円貯まって売却。
25万円貯まって売却。
こんなことの繰り返しでした。
こんな「なんちゃって投資」をはじめてから、十数年たったころ、ある本と出逢いました。
それは、『京大親子が半世紀にわたって実践!不滅の株式投資術』(今泉 克也さん著)です。
彼がこの本で選定している銘柄を売買するのではなく、考え方を取り入れた結果、たった2年でアベノミクス効果もあり、株式投資で資金を2倍以上にできたんです!
具体的な銘柄を1つ挙げると・・・
証券コード:4911
資生堂ですね。
2~3年かけて、30万円をコツコツ貯めていた自分がバカらしくなりました。
勿論、たまたま地合いが良かったということもできますが、いまでも株では一度も損失を出したことがありません。
株式投資以外では、ビットコインが急騰した2017年には仮想通貨にも興味を持ちはじめました。
1BTCが5万円くらいのころから、注目し始めました。
しかし、1BTCを買って保有(HODL)しておけばよかったのに、すぐに儲けたいという欲が出て、トレードしてしまったんですね。
何度か裁量トレードに失敗して、損失を出してスグに退場。
仮想通貨については、興味は持ち続けていましたが、一旦距離を置くことにしたのです。
ただ、そのときに新しい気づきを得ました。
それは、英語で得られる情報量やスピード感のスゴさです。
インターネット上にあるコンテンツ(情報)の56%が英語と言われていますからね。
(2019年12月時点、参照:Languages used on the Internet)
また、フィンテックといったあたらしい分野であれば、日本語よりも英語で得られる情報のほうが量・質・スピードの点すべてにおいて圧倒的に勝っています。
実は、FXくろちゃん、20代でアメリカに通算6年滞在し、アメリカの大学院を卒業しているんです。
これは、2000年5月にあった大学院の卒業式の写真。場所は、セントラルパーク(ニューヨーク)です。
もちろんTOEIC990点満点・英検1級です。
というわけで、英語を駆使して堅実なFX自動売買手法を研究しはじめました。
その後、さらに堅実な方法として、DeFiにたどり着いたのです。
FXくろちゃんの基本情報
1973年(昭和48年)生まれ。AB型。
白桃のおいしい「晴れの国」の出身じゃ。
アメリカの大学・大学院を卒業。
専攻は、社会科学系(Social Science)=最も理系に近い文系、最も文系に近い理系と言われてます。
(英語力とロジックの両方を鍛えられました!)
現在は会社員で、夫婦共働きの典型的なDINKs(ディンクス)です。
FXや投資以外の趣味は、海外TVドラマを観ること。
おススメは『Suits(スーツ)』、『Fringe(フリンジ)』。
最近はニューヨークを舞台に繰り広げられる現代版シャーロックホームズの『Elementary』にハマっています。