FX取引に興味を持ったり、すでに始めてみたりしてるけど、イマイチ理解できていない用語について再確認していこうと思います。
というわけで、今回は「スプレッド」について書きながら復習していきますね。
「スプレッド」って何?
スプレッド(spread)とは、FX会社が提示する「買値と売値の差」のことです。
具体的にMT4の画面で見てみることにしましょう。
USDJPYで新たに売買注文するときに表示される画面を見ると、
売り=107.118
買い=107.049
となっています。
つまり、このときのスプレッドは、
107.118マイナス107.049=0.069
ですから、0.069がスプレッドになります。
ドル円なので、0.01円=1 pip だから、pips(ピプス)で言い換えると、このFX会社ではこのとき6.9pipsのスプレッドがあるということです。

そのスプレッド、すげー広くない?
スプレッドは変動する
スプレッドは手数料のようなものなので、スプレッドが狭いFX会社で取引をした方がお得です。
特に1日に何度も少額の取引をする場合は、手数料は低い方がいいですよね。
ただ、問題なのは、相場状況や時間帯、通貨ペアなどによってスプレッドって変動します。
そんなときに参考になるのが、平均スプレッドを比較することです。
比較する際に気を付けておきたいポイントは以下の通りです。
- 口座の種類は初心者向けのもの?
- どの通貨ペアのスプレッドを比較する?
- 時間帯によって変わるのでは・・・?
実際に取引をするときのことを想定して、スプレッドを比較してみましょう。
スマホ版MT4で最新のスプレッドを比較する方法
複数のFX会社に口座があり、MT4でログインできる状態にある場合、各社のスプレッドをカンタンに比較する方法があります。
MT4にログインしてスプレッドを見たいFX会社の口座にログインしていることを確認します。
これはBig Bossの口座です。
現在の口座という文字のすぐ下にあるものが今ログインしている口座です。
そして、ログインした状態で、下のメニューの「気配値」をタップします。
「詳細モード」をタップします。
USDJPYの下に「スプレッド:69」とあります。
まさにこれがスプレッドです。
ドル円なので、6.9 pips のスプレッドがあると解釈してください。
参考までに他のFX会社2社のスプレッドを同じ時間帯でみてみると・・・
Land-FXというFX会社では、
スプレッドは、6.6 pips です。
では、XMのスタンダード口座を見てみましょう。
XMのスタンダード口座のスプレッドは、2.9 pips です。
このように実際にログインして比較するのが最も確実です。
ただ、すべてのFX会社の口座に余裕資金を入れている人はいないと思うので、自分のトレードスタイルに合った口座を吟味してから口座開設する方が手間がかからないでしょうね。
僕はリスク分散のために、2社以上で口座開設をしておくことをおススメします。
トレードスタイルや運用するEAによって口座を使い分けると便利です。
EAの実績を毎日(というより数時間ごとに)確認しすぎているので、反省中ですが・・

EAは勝手に稼いでくれるから、一喜一憂しないのだ。
相場が荒れそうなときは停止しないとダメだよ。
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