4月20日に原油価格がマイナス37.63ドルに!
このニュースによって、注目を集めている原油ですが、これは歴史的な大チャンスなのでしょうか?
三月中旬全く株とかやらない知人から原油買いたいって話出てて、売り場かなと思ってまたここ何日かで別の株やらない知人から原油買いたいねーって話が出てきたから売りたい。。。
— けんじ (@xxkenjikenjixx) April 30, 2020
これまで全く関心のなかった人達も、一生に一度の大チャンスということで原油への投資を考えているようですね。
この記事では、
- いま原油投資に手を出すべきかどうか
- もし手を出すなら何を買うべきか
を考えていきたいと思います。
いま原油に手を出すべきか?
4月20日~4月末にかけて、雲行きが怪しかったオイル市場ですが、5月に入ってからは少しづつ上昇してきています。
TradingView提供のUSOILチャート
いまのタイミングを逃すとさらに価格が上昇するかもしれないので、原油と連動する金融商品を焦って買う人達も増えていると思われます。
WTI原油価格連動型ETF(1671)のチャートは?
例えば、WTI原油価格連動型ETF(1671)のチャートを見ると、5月に入ってから買った人(組織?)が増えて、価格が上がっていますね。

このままでは、せっかくのチャンスを失ってしまう~!

そう思って買ったときに限って、さらに値を下げて悔しい思いをするんだよね。僕だけかな~
原油先物価格(6月・7月)を参考にしてみる
ちょっと先の市場動向を見るために原油先物価格を見てみましょう。
原油先物価格(ろうそく足=6月限、折れ線=7月限)は、5月12日の時点で以下のようになっています。
この後、どのような動きになるかは正直いって読めません。。。
同じ価格帯で数日間もみ合っています。
もしかすると、もう一度、2番底を経験するかもしれません。
もしくは、新型コロナウイルスが終息・収束に向かい、石油産出国が減産体制を続けるなら、このままコロナ前の価格帯に戻るかもしれません。

いまはどっちつかずだな~。
原油は危険な金融商品?!
ただ、原油取引をしたことがある人達がクチを揃えて言うのが、「危険だ」ということ。
トランプ大統領などの要人発言、石油輸出国や産出国など関連諸国の動き、ジェット燃料、ガソリン消費、海上・地上タンクの空き容量、米国シェールオイル企業の動向、などなど、急激な価格変動の起爆剤がたくさんあるからでしょうか。
株式、FX、CFDなど色々な金融商品がありますが、何を選んだとしても、特定の市場の値動きの感覚を持たずに参入すると火傷をしてしまうのが普通です。
チャレンジしてみるのもいいですが、やっぱり大切な自分の資金を10分くらいの取引で全部なくしてしまう可能性があるのも事実です。
手を出すなら何を買う?ETF?先物?
危険性を理解した上で、原油投資に手を出すとしたら、まずはETFを考える人が多いと思います。
WTI原油価格連動型ETF(1671)が代表的なものですね。
海外に目を向けると、ハイレバレッジ型ETFを積極的にトレードしているという情報なども入ってきます。
具体的には、
- 原油ブル2倍ETFの「プロシェアーズ・ウルトラ・DJ-UBS原油ETF/NYSE ARCA」
- 原油ベア2倍ETFの「プロシェアーズ・ウルトラショート・DJ-UBS原油ETF/NYSE ARCA」
などが注目されています。
ハイレバレッジで値動きが激しいため、これらは上級者向けです。
次に、原油先物取引も選択肢として考えられますね。

でもやっぱり怖いよ~
しかし、原油先物で失敗した人も多いため、市場・相場の状況を知らずに飛び込むのは怖いです。
というわけで、堅実な投資家を目指すFXくろのおススメは、やっぱりデモ口座で体験することですね。
海外FX業者のXMTradingでは、原油先物を扱っているので、チャートを見ながら感覚を鍛えることができそうです。
XMの口座を持っていない方は、無料のデモ口座を開設するだけでチャートを見ることができます。
XMTradingでMT5のデモ口座を新規開設する方法は、こちらの記事を参考にしてください。

スマホ版のMT5で原油先物チャートを表示させる方法は以下の記事で説明しています。


この世界的なピンチをチャンスに変えるぞ~
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